「働きたい」を、一人にしない。地域で支える就労移行支援の価値を確認する一日。
開催概要
令和8年5月15日(金)、「令和8年度 岐阜圏域就労移行支援事業所連絡協議会 総会」が開催されました。
当日は、就労移行支援事業所をはじめ、関係機関、特別支援学校、行政など、多くの皆さまにご参加いただきました。
昨年度の活動を振り返るとともに、今年度の取り組みを共有し、岐阜圏域全体で「働きたい」という思いをどう支えていくのかを、改めて確認する大切な機会となりました。
就労移行支援は、単に就職を目指す場所ではありません。
一人ひとりの希望や不安に寄り添い、その人らしく働き続ける未来を、地域とともにつくっていく支援です。
1.専門部会の活動再開
岐阜圏域就労移行支援事業所連絡協議会では、新型コロナウイルス感染症の影響により、専門部会の活動を一時休止していました。
令和7年度より専門部会を再編成し、活動を再開。
今回の総会では、広報部会、制度施策部会、研修部会より活動報告が行われました。
● 広報部会
協議会の活動や就労移行支援の情報をより多くの方へ届けるため、リーフレットの配布先の検討、名刺の作成、ホームページの活用方法について取り組みを進めてきました。
大切にしていること:必要としている人に、必要な情報が届くこと。それは、支援の入口をひらく大切な一歩です。
● 制度施策部会
各事業所の現状や課題を共有するため、事業所向けアンケートの実施に向けた取り組みが報告されました。
大切にしていること:現場の声を集め、地域全体で共有することが、支援の質を高める力になります。
● 研修部会
就職活動を想定した面接ガイダンスや合同面接練習会、支援員のスキル向上を目的とした研修会について報告がありました。
また、地域における障がい者雇用の拡大を目的として、企業様より実践的な事例報告や支援体制についてお話しいただく「障がい者雇用拡大セミナー」も開催されました。
大切にしていること:支援員が学び、利用者が挑戦し、企業が理解を深める。その循環が、地域の就労支援を前へ進めています。
2.各就労移行支援事業所からの情報共有
総会では、各就労移行支援事業所より、現在の利用状況、支援内容、事業所ごとの特徴について情報共有が行われました。
各事業所では、利用者一人ひとりの特性や目標に合わせ、ビジネスマナー、コミュニケーション訓練、パソコン訓練、軽作業訓練、生活リズムの安定に向けた支援など、就職後の定着を見据えた取り組みが進められています。
事業所同士がつながり、情報を共有し、それぞれの強みを活かすことで、利用者の皆さまにとって、より安心できる支援体制づくりにつながっていきます。
3.関係機関・特別支援学校との連携
関係機関様からは、障がい者雇用や福祉施策の現状、地域における支援体制についてお話しいただきました。
また、特別支援学校様からは、生徒数や卒業後の進路状況について情報共有がありました。
近年では、卒業後の進路として就労移行支援事業所を選択するケースも増えており、就職に向けた準備や社会参加を支える場として、就労移行支援への期待が高まっています。
学校から社会へ。福祉から企業へ。そして、本人の「働きたい」という思いを未来へ。
その歩みを途切れさせないためには、関係機関同士の連携が欠かせません。
総会を終えて
今回の総会は、活動報告にとどまらず、岐阜圏域全体で就労支援の価値を見つめ直す時間となりました。
働くことは、収入を得ることだけではありません。
誰かの役に立つこと。自分の居場所を見つけること。社会とつながり、自分らしく生きていくこと。
就労移行支援は、その一歩を支える場所です。
岐阜圏域就労移行支援事業所連絡協議会では、今後も事業所、関係機関、特別支援学校、企業、行政の皆さまと連携しながら、より良い支援体制づくりを進めてまいります。
「働きたい」を、一人にしない。
その思いを、岐阜圏域全体で支えていきます。
就労移行支援について知りたい方、連携をご希望の関係機関・企業の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
